絵を描く

絵を描きたい

と ときどき思うが、

おっくうな気持ちが勝っちゃうのは、

その通りに描かないといけない!

と思い込んでいるからか

多分、写生大会のせいだよな。

 

見たままをてきとーに、そして勝手にそこに付け足し、アレンジ等々…

風景をベースに、好きなように描きたいようにかきゃーいいな

 

描くっていうのは生きてる時の思い出じゃないかな。

写真もそうなるが、写真の無かった時代、人は何故か絵を描いたのかもしれない。

見ている風景を何か残したかったのかもしれない。

 

 

ピカソは、アイデア重視の人間でした。それが成り立ったのは、アイデアが湯水のごとく湧き出てきたからです。ピカソは描こうと思えばいくらでも描けました。むしろ時間のほうが足りなかったのです。

ピカソは、アイデアはいつ降ってくるかわからず、コントロールすることもできなかったので、絵とは「衝動的なものだ」という実感を持ったのかもしれません。降ってきたアイデアをキャッチして、その勢いで描くしかなかったのです。

対するゴッホは、想像で絵を描くことができませんでした。必ず模写から入り、描いている中で個性を表現しました。絵を描くには、準備を整え、対象物に向かい合うことが必要でした。

ゴッホの絵のアイデアや個性は、模写の積み重ねから生まれたものだったので、彼が、絵は「一時的な衝動ではない」と述べたのもうなずけます。