台風の日曜
車で外に出ると風雨が結構凄い。
だけどみんなフツーに車を運転し、ガードレールや建物などもとくに何をするでもなく、フツーにそこにある。当たり前だが。ちょっと揺れてるのは看板くらいか。
竹富島に行ったとき、その田舎というよりも太古感。むか〜しの感じが凄まじく心地よく、ここは天国かと思ったんだけど、なんかそんなことをこの台風の日の外出で思い起こされたのだ。
むか〜しはこんな台風の日はきっと、みんな家の補強やら何やら。呑気にいつもどおりに買い物とかそんなワケなかっただろう。
町並みだってえらく違った風貌をしていたはずだ。
荒れ狂う木々。ぐちゃぐちゃの道。などなど。
それがこんなコンリート&ビル&アスファルトの町並みではそこまでの違いがないのだ。
日常である。
自然の脅威がはっきり見えてないというか、これではみんな自然から遠い間隔になる。当たり前にアスファルトの光景が当たり前であるだろう。
これが現代。まるで太古の人間とは感覚が違っているだろうな。
便利を使いこなせる人間なんか1割もいるんだろうか。